毎週金曜日10時にポッドキャストを配信しています。地方中小企業の経営者と士業に向けて、経営に役立つ話をしています。
先日、かつてのお取引先が経営破綻していたことを知りました。これまで他にも何社か廃業したりしていたそうで、家業と長くお付き合いいただいた会社が役割を終えたことを知るのは寂しいことです。
会社が永続を目指すのは当たり前のことです。解散する期限を定めて事業を営んでいる会社などほとんどありません。しかし実際には多くの会社が日々、廃業・破産などを余儀なくされています。インターネット版官報を見ると、毎日のように裁判所から破産手続き開始決定を受けた法人名が掲載されています。
雇われている立場であれば明日も会社があるというのは当然のことかもしれませんが、経営者からしたら当たり前のことではありません。数か月先に資金が足りなくなりそうだというので冷や汗をかいた経験が私にもあります。事業が窮境に陥ってしまうと経営の選択肢も限られるようになります。そんなことになる前に、先手を打って事業の持続可能性を高める取り組みに挑戦したいものです。
ポッドキャスト「茶わん屋の十四代目 商いラジオ」を毎週金曜日10:00に配信しています