2022年6月に日経BPより発売された「なぜ倒産 令和・粉飾編」という書籍に、私のかつての家業を投資ファンドに事業譲渡した経緯を取り上げてもらっています。

タイトルでは「粉飾」と入っていますが、私の家業はまっとうな経営に終始していたからこそ事業譲渡を実現することができました。編集者さんからコメントいただいているので紹介します。

『粉飾をしてしまうと、
正しい現状分析ができないのはもちろん、
破綻後の再生が、企業としても、経営者個人としても難しくなります。
そのことを読者のみなさまに、深くご理解いただくために、
この本で唯一、実名で当時のことをお話しいただき、
新しい人生を前向きに切り開いている岡田様の事例を、
「粉飾しなかった経営者はこうなった」という形で、
本の最後に、冒頭のケースと対比する形で置きました。』

昨日、以前にお世話になったお取引先が経営破綻していたことを知りました。会社は事業を永続させることを目指しますが、残念ながら途中で断念せざるを得ないことがあるのも現実。せめて家業の失敗を現役の経営者に共有させてもらうことで何かのお役に立てればと思っています。

なぜ倒産 令和・粉飾編 ― 破綻18社に学ぶ失敗の法則 (Amazon)

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